春に向けて、空き家の庭にチューリップを植えました
今はまだ「ただの空き家」のこもりくブックセンター。
建物自体は中を使える状態にはなっていないのですが、
庭に関しては、ひょんなことから知り合った「チューリップ師匠」のおかげで、
去年の春は立派なチューリップの花が咲き誇りました。
「チューリップ祭り」と題して、お絵描きしたり、古本を並べたり・・・
ご近所さんにも庭を気にかけて頂いたり、本当にありがたい素敵な春を過ごすことができました。
2020年の春に向けても、再びチューリップの球根を植えました。
(正確には師匠が訪れてくれて、植えてくださいました。)
師匠曰く、この庭の場所は建物の陰になって日照時間が短いので、
むしろ花が乾かなくて長い時間帯綺麗に咲くんだそうな。
「日当たりが悪い」という一見欠点に見えるところが利点になることもあるのですね。
開花がとても楽しみです。
年末には草むしりやツタの除去もちょびちょびやりました。
地道にこつこつ土や草と向かいあう2日間(正確には半日×2日)。
「ツタ」ってほっとくと建物を浸食してしまう様子があって。
手の届くところは地味に取っていたのですけど、一か所、
古い瓦が積み重なっているせいで、建物に手が届かず伸び放題になっていた場所があったのですよね・・・。
初日は自分で100枚ほど運んでみましたが、全然終わらず途方に暮れていたところ、、
なんと、2日目、またもや福井の南越前町から助っ人が来てくれて、手伝ってくださいました。
ありがたや・・・。
本当にありがたいです。
、助っ人のおかげでツタに手が届くくらいのスペースが確保出来、なんとかなりそうです。
ぼーぼーの草だった荒れ地もメンテナンス。少し綺麗になった・・でしょうか。
寒かったけど、身体を動かしていると気にならないもので。
月並みですが、こんなに小さな猫の額ほどの庭でも、
植物が育つ様子を見ていると、「自然」を感じて、
人間がコントロールできるもののちっぽけさを思い知ります。
個人的には、それを体感できただけでも、この空き家と出会えて良かったなあ、と思うのです。
庭のチューリップは、春が近づいたらまたお知らせしますが、去年の開花状況を鑑みると、
4月いっぱいあたりは花が楽しめそうです。
長谷寺のお参りがてら、ぜひ、眺めていってくださいませ🌸
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