ブックフェアに『蜻蛉日記』を出品しました
一箱店主として参加している下北沢の本屋さんBOOKSHOP TRAVELLERにて開催されている
ブックフェア(※)。
(※)ビジネス&カルチャーブック『tattava』創刊記念ブックフェア
「なやむをなやむのはきっといいこと」をテーマにそれぞれの店主が選んだ本が並んでいます。
こもりくブックセンターは『蜻蛉日記』を選びました。
この『蜻蛉日記』・・・
主人公が長谷寺にお詣りする場面が出てくるのですよ。
1000年以上も前から・・・長谷寺はそこにあったんだなあ・・・しみじみ・。
ちなみに選書コメントはこんな感じです。
あの人が浮気してる、、、もやもや、、、良家の男と結婚したはずなのに、、、うじうじ、、、気晴らしに旅行でも行くか、、、ああ、脳裏にこびりつく憂鬱が消えないわ、、、ぐちゃぐちゃ。1000年以上前でも「人間」は今と変わらず「人間」で。泣いたり笑ったり諦めたり開き直ったり。心穏やかに過ごしたいのに一喜一憂してしまう。愛を信じたいのに、気がつけば心に吹くすきま風。感情を持て余すのは古今東西「人間」の証。生き続ける「人間」の姿が愛おしい。
面白い本の面白さをどうやったら伝えられるようになるのかは試行錯誤。
でも長谷寺で読む『蜻蛉日記』は格別なので・・・機会があったら是非、本を持参にお参りしてみてください。
主催された「本屋しゃん」のホームページでもご紹介いただいています。
各店主さんの「なやむをなやむのはきっといいこと」の一冊も紹介されていますので、
ご興味ある方はぜひ📖
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